第5回ロータスフレンド・2 2006-12-09 posted by TT

JPSブログをご覧のみなさん、こんにちは!
今日(9日)は雨ですねー。週末ドライブに行くことを楽しみにしていたのですが、この天気では諦めざるを得ません。それ以前に今週頭から風邪を引いてしまってドライブどころではないのですが。みなさんも風邪には気を付けてください。

家で静養するこの機会を利用して、実に久し振りにブログへの書き込みをしようと思います。なんせまだロータスフレンドのレポートが終わっていませんでしたので…。

雨に降られた11月11日のロータスフレンド、キャンセルもあってエントリーは7台。タイム順に参加者をご紹介します!

トップタイムはこの人、和歌山の公道レーサー、シンさんです。マシンはS1エクシージ。



音からしてノーマルではないこのエク1、前オーナーによってARCの爆音チタンマフラーをはじめ各部に手が入っており、内装やエンジンルームの内張りの一部も剥がされるなど軽量化も行われています。僕は初めエク1はこれがノーマルなのだろうと思っていたのですが、後に同じJPSメンバーのtagさんのエク1を拝見して違いに気付きました。
足回りはタダで貰ってきた(!)コニで、しかもノーマルではなくて特注品(!)だそうです。シンさん曰くノーマルよりむしろ柔らかいそうですが、そのコメントどおり1コーナーで見ていると結構ロールしているのがわかります。シンさんは1コーナーの先のクランクのようなコーナーでのアクセルの全開度が他のドライバーよりも遥かに高く、ここで大幅にタイムを稼いでいるものと思われますが、そのためには縁石に乗り上げて直線的に抜ける必要があり、その点ではこの柔らかめの足は有利なように思えます。
つまり、ドライバーというよりクルマが速い、ということですね(笑)。

2番目に速かったのはこの方です。え〜と、暫くお待ち下さい、タイム集計に間違いがあったようです…ん?合ってるって?
なんと、2番手はレガシーに乗るNAKAパパさんでした!



いくらウェットコンディションに強い四駆とはいえ、この順位には驚きです!まずエリ・エク勢と違うのがストレートの速さ。ターボ特有のシューッ!という静かな音と共にみるみる迫ってくるレガシー、そんなスピードで1コーナー突っ込んで大丈夫?と心配するやブレーキをガツン、ABSがキュッ、ククーと効いて急減速、さすがに重いボディーが4輪ドリフト状態でアウトにはらんで行きますが、向きが変わるのを待ってここで今度はアクセルをガツンと踏むとまた強烈な加速!見ているほうはハラハラドキドキ、動きはエリ・エクより遥かに豪快です。
レガシーの武器はABSと四駆のトラクション、そしてターボのパワーですね。前々回フェードによりアタックラップを多く取れなかった弱点はスポーツパッドへの交換で解決、エンジンもROMチューンで300馬力オーバー、僕のエリーゼスタンダードの約3倍ですよ、みなさん!
しかしそれ以上にスゴイのはNAKAパパさんのアツイ血でしょう!ロータスフレンドは安全のため追い越し禁止をルールとしており、前走車が進路を譲らない限り抜いてはいけないのですが、パパさんのレガシーはまだ距離があるにも関わらずストレートで車をイン側に振り前車を「威嚇」。前を走っていたmuさんはさぞプレッシャーを感じたことでしょう(笑)。

3番手に行きます。レーザーブルーのエリーゼ2に乗るinaさんです。



inaさんのエリ2にはエリ・エクのスペシャルショップ、TMRさんのパーツがテンコ盛りです。足はTMR仕様のエナペタル、僕と同じですがスプリングレートはもっと高そうですね。マフラーはもちろんシート、エアロパーツも全てTMR製です。
ユーロカップにも参戦経験のあるinaさん、初心者集団であるロータスフレンドの参加者にとっては一緒にサーキットを楽しむことで勉強になる事が沢山あります。ライン取りはどうすればよいのか、空気圧はどの程度で…。NAKAさんは引っ張り&追っかけ走行をしてもらってコツの習得に励んでいたようです。
ドライコンディションでは1コーナーでリアの動きがナーバスで乗りにくそうに見えたinaさんのエリ2、今回はウェットということで抑え気味に走っていたせいもあるかと思いますが結構安定していましたね。足はかなり硬いようで、参加者の中で最もロールが少なく見た目的にはほとんどロールしていない感じです。僕が思うに、例えばもっと大きなサーキットでハイスピードコーナーがあるような所ではまた違うのでしょうけど、ツインサーキットのようなミニサーキットの場合にはある程度柔らかい足のほうが攻めやすいような気がします。加速後ガツンとブレーキングして小さなコーナーをキュッと回ることを繰り返すような状況ではブレーキで前荷重を載せやすいクルマのほうが走りやすそうですね。足が硬いとブレーキでの減速Gがコーナーリングでの横Gに変わる瞬間にお尻が出やすい感じがします。このGの変化を瞬間ではなくて連続的なものにすることが出来る腕の持ち主には硬い足が活きるのでしょうね。さすがにinaさんは1コーナーのアプローチを工夫して走っているのが見ていても分かりました。勉強になります。

4番目のタイムは今回がツインサーキット初となるryo2さん。



やっと復活したエリ2で参加したryo2さん、相変わらずのアグレッシブな走りを見せるのかと思いきや、マシンと対話するように、コースを確かめるように、とにかくコンスタントに周回を重ねていましたねー。一度ピットを出たらなかなか戻ってこない(笑)。それが出来るのも少ない台数でコースを貸切にしてしまうロータスフレンドだからこそですね。仲間で耐久チームを組んだら前回周回数100を超えたタブーさんと共に当選確実!
ryo2さんのエリ2はマフラー以外ノーマル(のハズ)ということで、久し振りにロータスセッティングの足の動きを見るのは興味深かったです。ノーマルなので車高は高いのですが、それでも思ったほどロールが深くなく、見ていてとても乗りやすそうな感じがしました。さすがロータス、侮れない!と改めて思いました。ノーマル状態でサーキットに持ち込み、80周走り込んでそのまま乗って帰ることが出来るエリーゼ、やっぱりスゴイです。
仲間内でのカートレースではぶっちぎりに速いryo2さん、さすがだなーと思うのはタイヤもサスもノーマルのまま、しかも初参加のツインサーキットで上位3者に決して引けを取らないタイムを出してしまうことですね。ドライになると今のタイヤではつらいかもしれませんが、Sタイヤを履いたら結構いけるかも…。その時ノーマルの足がどこまで踏ん張ってくれるのか、次回がまた楽しみです。

5番目はシンさんと共に和歌山から参加のmuさん。ロータスフレンドの常連です。これまではラジエターからのクーラント漏れやブレーキオイル漏れで満足に走れなかったかもしれませんが、今回はクルマじゃなくて天候が…。



muさんのエリーゼ2は、僕が今まで乗せて頂いたいろいろなエリ・エクの中で最も好きな「スポーツ135」というバージョンで、シリンダーヘッドの変更やVVC用のエアインテークを採用することで低速からのトルク感が増しており、エリーゼならではの軽快感が存分に味わえます。今回は明植さんのJRZサスキットで足回りをアップデート、ベタベタな車高は参加者の中でも一番で文句なくカッコイイ!このダンパー、以前ヨーロッパSの展示で明植さんにお邪魔した際、Jamesさんとはみちゃんがそのケーシングの仕上げの良さに感心していました。僕にはマニアック過ぎて話しに着いて行けませんでしたが(笑)。
ベタベタな車高の割りに足がしっかりとしなやかに動いているのに感心しました。ストロークが抑えられている分ロールも少なく、きっと乗りやすいんだろうなーという感じがします。スプリングレートが前6kg・後7kgということでNAKAさんや僕のエナペタルの前6kg・後8kgよりもむしろ柔らかいくらいで、リアの突っ張った感じもなくオーバーステアが出にくそうに見えました。実際にはどうなのかな?
ちょっと気になったのがmuさんのステアリングの送り方ですね。今度シンさんに相談してみて下さい。

6番目はNAKAさん、さすが主催者だけに参加者を立てるところは見習わないと。え?違うの?



NAKAさんのドライビングは慎重です。ドライバーにはいろいろなタイプがあって面白いのですが、例えばinaさんやNAKAパパさんは「若かりし頃のシューマッハ」。初めに限界を超えるところまで攻めて、そこから落していくタイプ。血の気が多いです(笑)。それに対しこれまた常連のかっぱさんなどは最初慎重に入ってそこから確実に徐々にタイムアップしていくタイプで、僕の中のイメージ的にはプロストのような感じですね。
で、NAKAさんの場合は…。うーん、レーシングドライバーにはいない(笑)。
特に今回はウェットコンディションだったため、ABSのないエリーゼはブレーキングが難しかったようです。ドライならばロックすれば音で分かるのですが、ウェットの場合は舵が効かない状況になって初めてロックしていることに気付くのでしょうか、僕は今回走っていませんので良く分からないのですが、みなさんブレーキには苦労されていたようですね。NAKAさんは走り出してすぐの段階で1コーナー進入時にブレーキをロック、そのままコースを外れて隣のDコースに乱入しそうになったのだとか。この経験から体の防衛本能が全開で働いていたようですね。
TMRさんのエナペタルを組んだエリ2は明らかに前下がり気味の姿勢で、ターンインは楽そうですね。減衰はもう少し低めにしてロールさせてやるほうが良いような感じもしますが、現状でもクルマの姿勢的には見ていて一番安定感があります。まぁ、スピードが遅いせいもありますが(爆)。次はドライになることを期待しましょう!

以上が今回タイムを計測出来た6台でした。オイオイ、参加者は7台じゃないの?と突っ込みたくなったアナタ、しっかりと読んでくれてありがとうございます。もう1台の参加者、数あるロータス・セブンのレプリカ(?)の中でも非常に希少な、鈴商が製造する「スパッセ」です。



エンジンは日産のSR、サイズはスーパーセブンよりかなり大きく感じますが、オーナーのてっちゃんさんによるとその選択理由は最も剛性の高いシャシーにあるそうです。先日行われたフロムセブンにも参加されていたてっちゃんさん、当日沢山集まったセブンオーナーから質問攻めに遭っていましたね。
今回は走り初めてすぐに異音が発生、残念ながらその後の走行を断念せざるを得ませんでした。初めはエンジントラブルかと心配しましたが、検査の結果エキゾーストパイプの割れと判明、大事に至らなくて良かったです。スパッセは軽量化のためにエキマニやマフラーもかなり薄い材料から作っているらしく、そのため耐久性には劣りますが、そこまで拘って作り込んでいることが改めて分かっててっちゃんさんもまんざらではなさそうでしたね。出費というダメージを除いては…。
スパッセは当然ながらエリ・エクとはコーナーリングの姿勢が全く異なります。足はかなり柔らかいようでロール量も大きいのですが、僕が気になるのはリアのサスの動きが大きいこと。もう少し減衰を上げて沈み込みを減らしたほうが立ち上がりの舵の効きも良くなるような気がします。ただしポルシェなどももしかしたら同じかもしれませんが、リアヘビーなセブンの場合あまり足を硬くするとフロントに荷重が乗らなくなり曲げにくくなるのかもしれませんねー。またリアがリバースするようなセッティングではとても乗れたものではないのかもしれません。セブン系の操縦感覚はどんなものなのか?一度ツインサーキットのような安全な場所で試してみたいものです。

クルマの小さなトラブルはあったもののロータスフレンドは今回も無事に終了、帰宅する頃には雨も上がっていました。今回は午前中の開催だったので、サーキットで思う存分遊んだ後は夕方からの仕事に向う人、遠方から参加で帰路を急ぐ人、様々です。



僕はNAKA家のみなさん、ryo2さんと共にJPSメンバーでヨーロッパ乗りの忍たまさんのご親戚のお店、「ふるさと」さんに寄って興奮の余韻を楽しみました。ふるさとさんでは上野名物の豆腐田楽や伊賀牛が楽しめますよー。オススメです!



田楽ウマー!

楽しい時間はあっという間、昼食を終えてお開きとなりました。改めて振り返ってみると、今回も沢山のインパクトがありましたけど、一番強かったのはやっぱりコレですね!



かっぱさんが参加を諦めるほどの強い雨の中、屋根もドアも窓もないスパッセで参加してくれたてっちゃんさん、僕もオープン大好きで「オープンの伝道師」などと言われていますが、この人には敵いません。素晴らしい!

そのコースと施設の魅力からツインサーキットの人気は急速に高まっているようですね。今後は占有も取りにくくなっていくかもしれません。そんな中でもロータスフレンド、第6回は春の土曜日に開催が決まっています。興味のあるメンバーの方はTTまでご連絡を!

(第5回ロータスフレンド・完)

コメント

かっぱさんによるコメント:
参加できなかった、かっぱです。スリップサインの来たタイヤで集合場所にすらたどり着けませんでしたorz

当日の様子は人から聞くだけでしたが、これ読んでオモロー! 人それぞれの性格や走りの違いがよく分かりますね。

TTさんによるコメント:
かっぱさん、こんにちは!
雨は朝が一番酷かったですね。僕も途中で前が見えないわ、水の溜まった轍にハンドルを取られるわ、めげそうになりました。
次回は晴れるといいですねー。オフィシャルが増えそうで楽しみです( ̄ー ̄)。

NAKAさんによるコメント:
どうも〜「恋も結婚も、そして走りも慎重」なNAKAでございます(爆)
ウエットではありましたが、皆の腕前を考えると極めて妥当な順位でしたね(^_^;)
正直、ビビリが先行してしまって楽しみきれなかったです。遅くても、楽しむことを忘れちゃいけませんね〜(⌒o⌒;

TTさんによるコメント:
NAKAさん、どーもー。
やっぱり一緒に走るとタイムが気になってしまうものですが、ロータスフレンドの趣旨を考えると「いかに楽しむか」が最も重要ですねー。雨となるとどうせタイムは期待できないので、頭を切り替えてドリフトコントロールの練習をするなんていう使い方も出来るかもしれません。LSDのないエリーゼではツライかな?
次は晴れろー!

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